もう不妊治療で悩まない為のマニュアル
男性でも女性でも大丈夫!不妊を相談できる場所とは
もしかしたら不妊症かもしれないけど、病院に行くのは勇気がいる・・・。そんな女性はとても多いのです。ましてや、男性が原因の不妊なのかもしれない、と思っても、産婦人科に夫を連れていくのも気がひけるし、夫だって嫌がる。
「不妊症かも?」と思ったときに、男女問わず気軽に相談できるところがあるとうれしいですよね。不妊について無料で相談できるところを集めました。
■不妊専門相談センター
不妊専門相談センターでは、電話での相談ができます。電話なのでプライバシーも考慮しながら相談できるのがうれしいですよね。無料ですが、通話代はかかるようです。相談員は助産師や産婦人科のお医者さんなどの専門家です。不妊について基礎から相談できて、不妊で悩みがちな義両親や家族との関係についても相談にのってくれるということです。
不妊専門相談センターは地域によっていろいろとあります。ご自宅に近い地域の不妊専門相談センターを選んで電話やメールで相談してみましょう。いざ面談での相談になっても行きやすいです。
また、電話相談や面接での相談は毎日行っているわけではありません。時間も短いので、仕事で忙しい人は相談するのに工夫する必要があります。
■病院での無料相談
産婦人科や不妊専門病院では、無料で不妊の相談に対応してくれるところがあります。メールや電話でも対応している病院があります。病院だからといって、相談の内容は治療や不妊原因に限るわけではなく、精神的な面のカウンセリングや悩みの相談にものってくれるということなので、安心して相談してみましょう。
数ある病院のなかで、自分の地域の病院に相談するのがよいとは思いますが(実際に通うことを考えて)、どんなお医者さんがいるのかわからないし、病院選びも不安ですよね。そういう場合、どの病院が自分に合っているのかを相談にのってくれるところもあります。
■漢方の薬局での無料相談
漢方で不妊治療をしたいという男性と女性は多くいます。でも、漢方は奥が深くて難しいものです。漢方専門の薬局では、ていねいにカウンセリングをしてくれて、自分の身体に合った不妊改善の道を示してくれます。高い漢方薬を売りつけられるというわけではなく、気軽に漢方薬を試すことができるうえに、長い時間相談にのってくれるのでよい、という体験談も多いです。
不妊治療で体外受精、そのメリットとデメリット
不妊治療で行われる体外受精とはどのようなものなのでしょうか。体外受精の流れと、不妊治療における体外受精のメリットとデメリットをわかりやすくご紹介します。
<不妊治療での体外受精の流れ>
■排卵しにくい女性の場合、排卵誘発をする
・・・飲み薬や注射で排卵をうながします。
■卵子をとる
・・・エコー(超音波)でおなかの中を映し出しながら、針を使って卵胞を吸い出します。
■精子をとる
・・・自宅で男性の精子をとり、病院に持っていきます。病院の個室でとることもできるそうです。また、時間が合わないときは、冷凍保存した精子でもよいそうです。
■受精させる
・・・専用の容器の中で卵子と精子を合わせます。
■女性の身体の中に戻す
・・・卵子をとった2、3日後に、身体の中に卵を戻します。痛みはほとんどないそうです。
ここまでが体外受精の流れです。うまくいけば妊娠反応がでます。妊娠の判定は、血液検査でするそうです。
<不妊治療での体外受精・メリット>
■妊娠率があがる
・・・人工授精の妊娠する確率は5パーセントから10パーセントとされていますが、体外受精だと約25パーセントの妊娠率です。妊娠できる可能性が高まりますね。
■高齢出産でも妊娠率があがる
・・・自然妊娠が大変に難しいといわれている高齢での出産は、体外受精によって妊娠率があがります。(流産率があがるなどハイリスクなことにはかわりがありません。)
<不妊治療での体外受精・デメリット>
■双子や三つ子の確率が高まる
・・・これは育てるときにはメリットと考える人もいるかもしれませんが、産むまでにお母さんの身体に負担をかけるため、不妊治療を行っている女性にとっては、避けたいことではあります。
■流産率が上がる
・・・自然妊娠と比べて、体外受精は少し流産する確率が高まります。自然妊娠では10パーセントから15パーセントくらいの確率で流産します。体外受精だと20パーセントくらいに上がります。
■費用の問題
・・・体外受精では不妊治療の保険がきかないため、実費になり、数十万円かかってしまいます。病院によって費用は異なります。しかし、自治体で体外受精の費用を負担してくれる制度があるので、おすまいの地域に確認してみましょう。
不妊治療の過程で、体外受精を行って生まれた子どもは多くいます。2003年では65人に一人が体外受精で生まれた子どもという統計があります。不妊治療での体外受精は、これからも主流になっていきそうですね。
不妊症を克服して晴れて妊娠した後気をつけるべきこと
不妊症を克服し、妊娠することを一番の願いとして不妊治療をがんばっているあなたへ。不妊症を克服して、めでたく妊娠できた後のことを考えてみませんか。不妊症で妊娠できたとしても、健康な赤ちゃんを立派に産めなくては悲しいですよね。不妊症を克服した後の生活について考えていきましょう。
■出産する病院探し
不妊治療を行っている病院やクリニックのほとんどは、出産をする施設がないということです。妊娠したら出産する病院を探しましょう。今不妊治療を行なっている病院の先生に相談してみるといいかもしれません。
また、出産の方法もいろいろと選べるようです。つらい不妊治療を乗り越えて、めでたく不妊症を克服したのですから、ご主人も立ち会いでの出産がいいかもしれませんね。
■いつ「妊娠した!」と喜んでいいの?
不妊治療での妊娠の場合、検査をして慎重になっていますから、自然妊娠に比べて妊娠が早くわかります。妊娠したとわかったら本当にうれしいですよね。すぐにでも支えてくれたまわりの人々に報告したくなります。
しかし、あまり焦ってはいけません。不妊治療で妊娠した場合だけでなく自然妊娠でもそうですが、流産の可能性はけして低くありません。30パーセント以上は流産というデータもあります。
妊娠して6週目を過ぎたくらいから安定してくるそうです。お医者さんにオーケーをもらったら、まわりの人に報告しましょう。それまではご主人とともにおなかの中の命を大事に守っていてください。
■双子を妊娠した場合
不妊治療で体外受精を行った場合、双子の可能性が高いということです。双子は妊婦さんの身体に負担がかかります。妊娠後の生活には気をつけましょう。そして、出産の準備も早めにしておいた方がいいでしょう。ひとりに比べて、双子はおなかが大変に大きくなります。身体の自由もききにくくなります。入院準備や生活のこまごまとした用意も早めに済ませておきましょう。
■健康的で楽しい生活を
どんな妊娠でもそうですが、身体に負担がかかり体力も精神力も消耗します。不妊治療でもともとがんばっていた身体にできるかぎり無理をさせないで妊娠生活をおくりたいですね。身体と心のストレスに気づき、早く解消しましょう。まわりとの協力が一番大事です。がんばってがんばってやっと不妊症を克服したあなたなのですから、まわりに大事にされて当然です。つらいときはどんどん甘えて、健康な赤ちゃんのいる生活をイメージして毎日うきうきして過ごしてくださいね。


