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不妊の原因とは限らない、卵巣のう腫とはなにか

卵巣のう腫(らんそうのうしゅ)とは、卵巣の一部に液がたまってふくれてしまう状態のことです。卵巣のう腫と不妊の関係についてわかりやすく説明します。

■卵巣のう腫は誰にできやすいの?

卵巣は身体の中で一番腫瘍(しゅよう)ができやすい部分なのだそうです。卵巣のう腫は妊娠中や更年期、10代からの若い世代でもできるものです。年齢によってたまりやすい液体の種類が異なります。

■卵巣のう腫とチョコレート嚢胞(のうほう)

チョコレート嚢胞はチョコレートのう腫とも呼ばれていて卵巣のう腫とイメージが似ているのですが、本来は別です。チョコレートのう腫は「子宮内膜症」が原因で、月経時の血が子宮の中でかたまってしまうのがその症状です。卵巣のう腫は血液ではなくいろいろな種類の液体なのでそこが違いますね。

■卵巣のう腫は不妊の原因とは限らない

もし卵巣のう腫が進行してしまい卵巣を摘出するということになったとしても、必ずしも不妊になるわけではありません。卵巣は二つあるからです。片方がなくても、もう片方の卵巣が正常だったら、卵子が正常に作られるわけですから、妊娠できます。もし両方の卵巣に卵巣のう腫ができてしまった場合でも、そこまで大きくなっていなければじゅうぶん妊娠できます。実際に手術後数ヶ月で自然妊娠して第2子、3子も育てているお母さんもおおぜいいます。

■卵巣のう腫の症状とは

卵巣のう腫は自覚症状が少ないので、なんらかの検査により偶然発見されることが多いそうです。こぶし大くらいまで大きくなれば痛みなどの症状があらわれます。

その他、

・便秘になる(のう腫が腸を圧迫するため)
・腰痛
・頻尿(ぼうこうを圧迫する)
・生理以外に出血する

などの症状があります。

卵巣のう腫は誰でもかかるよくある病気です。検査を受けてなるべく早く発見してお医者さんに相談しましょう。


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