もう不妊治療で悩まない為のマニュアル
こんなにあるの!?不妊の原因を調べるための検査方法
不妊の原因は多岐にわたるため不妊検査もまた多種多様になってきます。けれど基本的には妊娠成立に至るまでの条件を満たすために身体部分になにか異常が起きていないか調べるのが目的になっています。妊娠成立のための条件とは、排卵、精子、受精、着床の4つです。
排卵現象は28日から30日の周期で左右どちらかの卵巣から成熟した卵からなります。この排卵現象は中枢脳からのデリケートなコントロールによって制御されるため、些細なストレスであっても影響を受けやすいのです。排卵に関する検査は、主に基礎体温測定、LH-RHテスト、プロラクチン測定、超音波検査などになります。
精子検査とはすなわち男性因子の検査になります。妊娠するのは女性なので不妊症はどうしても女性の問題と思われがちですが、実際は女性と同じくらいの確率で男性に原因があるのです。そのため、男性もまた精液の中の精子の濃度、質、運動率などを検査する必要があります。羞恥で病院に通うことを嫌がる男性患者さんもいらっしゃいますが、男性不妊の検査の最初は自宅で精液を採取してもらうことから始まります。
受精のための検査は、精子と卵子の通り道である卵管機能を調べるための検査です。同時に、精子に欄の中へ入っていく能力があるか、卵子に精子を受け入れる能力があるかも検査します。受精因子に関する検査は子宮卵管造影、クラミジア検査、抗精子抗体検査、ヒューナー検査になります。
不妊研究は年々進んできていますが、なかなか解明されずにいる現象が着床現象です。体外受精、顕微授精によって受精卵を得る確率はほぼ100%に近いところまで引き延ばされましたが、この着床障害が影響して妊娠率は20%から30%も落ちてしまうのです。着床因子の検査は女性ホルモンレベル測定、子宮内膜組織診になります。
最後に、不妊検査には保険が適応できるものとできないものがあります。保険が利くか利かないかで検査料金に随分と響きますので、検査を受ける際には保険が利くかどうか必ず確認するようにしてください。
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